Bonam noctem

2017年03月13日

凍えそうなほどに一人 草原の夜

思いだすあの懐かしい声を抱きしめる

白く霞んだ漏斗には記憶の澱

明日の世界を思い憂えて目を瞑る

草臥れ果てた太陽が塞いでる

止まり木を探すフクロウが飛んでは嘆く

僅かな油のランプの許 力尽き

明日の世界を思い憂えて目を瞑る

今宵よ、さらば この悲しみが

誰も解り得ない言葉になるなら

このままどうか眠りに就けるように

別れを告げてる


「教えて いつ私は誰を傷つける?」

呟く声を浮かべたまま朝を手繰る

ゆらり揺れる頭上の光には届かずに

明日の世界を思い憂えて目を瞑る

凍えそうなほどに一人草原の夜

思い出すあの懐かしい声を抱きしめる

歌を歌った風の中 今日はもう終わり

明日の世界を思い祈って目を瞑る

今宵よ、いつかこの悲しみが

強かな春を迎えに行くから

このままどうか愛していけるように

涙を拭ってる


今宵よ、さらば この悲しみが

誰も解り得ない言葉になるなら

このままどうか眠りに就けるように

別れを告げてる

今宵よ、いつかこの悲しみが

強かな春を迎えに行くから

このままどうか愛していけるように

涙を拭ってる